社長コラム

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年度末 ~確りした手応えで次のステージへ

12月決算の当社は年度末を迎えます。今年度は社内の業務を ①常駐保守・SESなどの基盤業務、②パッケージ導入や大規模PJに対する提案活動、③新規マーケットへの参入を目指すチャレンジ活動、の3つに分け、 それぞれの持ち場でお客様から信頼を頂くことによる相乗効果で会社全体が成長していくサイクルを動かそう、と1年間取り組んで来ました。

この1年間の活動で、当社の成長サイクルが動き出している手応えを感じています。お客様から相談・依頼を頂く機会が増え、 当社の存在を認めて頂けるようになったのではないかと思います。特定の誰かが頑張ったのではなく、全員の日々の活動の成果として胸を張って良いと思います。

一方で、お客様の期待に確りお応えするためには、ひとりひとりが、業務知識、技術力、コミュニケーション力等更なるレベルアップをしていかなければいけないと感じています。 来年度には更に高いレベルでお客様と会話が出来るようなプロフェッショナルを目指していきましょう!

今月のひとこと 「自分を大きく見せようとすると人は嘘をつく(志村けん)」

「自分を大きく見せようとする段階で人は嘘をつく。そしてそれは直ぐに見破られる」昨年3月に新型コロナで亡くなった志村けんの言葉。等身大の自分を見せることで、 人々を楽しませることを貫いた志村けんらしい言葉だ。出来ないことを出来ると突っ張って無理を重ね、心身を病む人もいれば、無いことをあると見栄を張って、次々と嘘を重ねてしまう人もいる。 何よりも自分を大きく見せようとする虚栄心を捨てられるか、飾らない気持ちで相手に向き合えるかが人の器の大きさを決め、周囲からの信頼に繋がる。

組織も個人も同じだ。難しい課題を「やろう」と受け止めるチャレンジ精神は必要だが、それと出来ていないことを「出来ている」と言うことは違う。 目の前の相手を一時的に騙せても、何も解決しない。逆に内容の無い上辺だけの言葉を見抜かれてしまうだけだ。

当社にもまだまだ足りないところ、出来ていないことがたくさんある。そんなとき、何故出来ないのか、どうしたら出来るようになるのかに真摯に向き合う姿勢が大切。 当社の社名の”e”が示す”earnest”(真面目な、ひたむきな)な気持ちで仕事にも、お客様にも、仲間にも接することを忘れずにいたい、と思う。

今月の1冊 「仕事を通して人が成長する会社(中沢孝夫)」

日本の企業360万社のうち大企業は1万社強、99.7%が中小企業に属する。 こうした数字を見ると中小企業が「普通」なのだ。本書では、長年にわたり中小企業のフィールドワークを行ってきた筆者が、従業員数20人から200人程の10社を「普通の中小企業」として紹介する。 紙漉業から金型業へ、織屋からスクリーンメーカーへ華麗に転身を遂げた会社もあれば、蒲鉾、眼鏡など、地場産業を大切に守っている会社もある。 10社全て事情も経営方針も異なるが、共通しているのはさまざまな年齢、性別、キャリアの従業員が活き活きと働いていることだ。

「頼りになる人」はいつの時代でも不足する。だからこそ中小企業の職場は人に合わせて臨機応変に対応する。年齢や学歴に関係ない人間中心の運営のなかで、誰もが職場に必要な人間として成長していく。 大企業との格差や非正規雇用での不安定さなど、マスコミが語る「哀しい物語」はいかに現実と乖離しているか、筆者は警鐘を鳴らす。「普通であること」の大事さがもっと語られるべきではないかと。

当社も従業員数100人が目前に迫り、組織化、ルール化を進めている。だが全員の顔も性格も分かりあえる今の規模だからこそ人を大切にした「臨機応変」な運営を心掛け、 ルールを作っても「上から目線」にはなってはいけないのだと改めて教えてくれる一冊。